L'ECUME DES JOURS http://www2.hp-ez.com/hp/arthur 自分の興味の向くままに ja <![CDATA[Edvard Munch]]> 僕の芸術は自己告白だった・・・。
生の不安も病もなければ、僕はまるで舵のない船だったろう”


生と死について。そして、人間存在の根幹に横たわる、孤独、嫉妬、不安などを見つめ、人物画に表現したと言われている。生につきまとう死の不安、愛につきまとう孤独。そういうものを突き詰めていったムンクの作品は、絵のことなんかほとんど分からない僕の気持ちさえも動かし興味をそそった。それで昔、画集を買ったことがある。確かに、生と死、そして愛をテーマに取った作品が多かったようだ。ボーっと眺めてるだけで、心臓の奥にしまっていた生きた真っ黒い何かが動き出すのを感じた。


絵画でも文学でも、音楽でも僕はそのテーマに生と死の雰囲気を漂わせる作品が好きだ。なぜならその部分に触れない限りは、結局孤独も不安も愛さえも十分に表現するに至らないと考えるから。そして自己表現の形はどうだっていい。筆を取る画家もいれば、ペンを取る詩人もいるし、ギターを持つ音楽家だっていい。

太宰、munch、camus、中也、lunkhead, art-school,syrup16g, ・・・

ここで挙げた例はジャンルも性質も全く異なるものだし、今浮かぶものをバラバラに挙げただけだが、生と死の匂いがする人たちだ。別に違うといわれればそうかもしれない。僕のイメージなのだから。兎に角死と生の匂いがする人たちに惹かれてしまう。


あぁ、だから生きていたいんだな。それでも生きていたんだな。

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http://www2.hp-ez.com/hp/arthur/page4/bid-20262Sun, 5th Apr 2009 02:51:10 +0900
<![CDATA[こころ]]> 別にこれといった理由なんてないが、
立ち寄った本屋でなんとなく目に留まったから。

漱石は当初、直筆の広告文で、
”人間の心を研究するものはこの小説を読め”と書いたそうだ。

確かに。そうだね。自己否定や自責の念に駆られる先生。人間全体を信用しないと言った先生。自分を罰さずにはいられなかった先生。

この本を読むことは元気が出たり、自信に繋がる類の本とはかけ離れてる。
ただ一人で自分の胸の深いところにあるもやもやした部分を、引きずり出して
自分の目の前で解剖してみせることに近い。

最初にこの本を読み直す理由なんて特にないなんてうそぶいたが、
多分僕自身の自責の念をどうにかして心臓から抜き出してしまいたかった。
のかもしれない。

理由なんて山のようにある。
生きていくうえで人を傷つけることなんてしょっちゅうだ。
でもそうやって開き直ることで、その苦しみから逃れようなんて思わない。

今僕がやってるように、どうにかして形に直すことで、
楽になろうとする。
別に僕だけじゃない。
きっとそうやってみんな生きている。




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http://www2.hp-ez.com/hp/arthur/page4/bid-20134Fri, 3rd Apr 2009 18:28:36 +0900
<![CDATA[boris vian]]>
そうすると、大抵僕は何かを創造する人たちの名前を挙げる。

例えばそれは、voris vian であり、thom yorke であったり albert camus そして edgar allan poe である。作家、詩人、画家。海外でも日本でも。そのその時々で微妙に違うが、大抵voris vian の名前を挙げることが多い。

彼の何に惹かれるのか。多分その創造性の広さだと思う。
チープな表現なら何でも屋。

作家、詩人、技師、俳優、ジャズプレイヤー、歌手、画家・・・なんでもこなした。

すごい才能だと思う。小説と詩以外の作品に触れたことはないが、そこでは誰も真似が出来ない表現や捉え方があるように感じた。音楽に対しての愛情にも共感できた。

「この世で2つだけ存在し続けるものは何か? それは可愛らしい少女と一緒にいて感じるような愛、そして、ニューオーリンズとデューク・エリントンの音楽だけである。それ以外のものは全て消え去るべきである。ただ、ただ醜いだけなのだから……」

この有名な『日々の泡(L'Ecume des Jours)』の序文でも強く感じられた。音符ひとつひとつにアルコールやリキュルや香料などを対応させてあるカクテルピアノ。いちいち気になる。あの曲を弾いたら?甘くなる?何色になる?僕が弾いたら不味いのがきっと出来上がるんだろうなぁ、なんてくだらないことを毎回考えてしまう。

シナモンシュガーの味がする薔薇色の雲。空気の中の恋の気配。なんなんだろう?くだらない恋愛についてのドラマや映画なんか大嫌いな僕だが、惹かれていく。彼の表現や創造力に。一度に書ききることはできない、彼の愛に対しての純粋な描写に心が揺れたんだと思う。

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http://www2.hp-ez.com/hp/arthur/page4/bid-20034Thu, 2nd Apr 2009 03:24:19 +0900