COFFEE BREAK http://www5.hp-ez.com/hp/coffeebreak ちょっとひと息 ja <![CDATA[『アイの物語』 山本弘]]> 『アイの物語』 山本弘画像
『アイの物語』 山本弘 角川書店

〜感想〜 ※ネタばれと分けています。

山本弘さんの作品は以前読んだ『詩羽のいる街』に続いて2作目です。

山本さんはSFを主に書いておられるのですが、なんといってもその世界観!

僕なんかにはとても思いつかないような設定をもとに独自の世界観を展開していきます。

このアイの物語は500ページ以上ある結構読み応えのある本なのですが、読み進めれば、読み進めるほど謎が深まっていく…

そして最後の最後で怒涛の展開。最後にはここまで読み進めてよかったと思えるようなお話になっています。

内容は人間とアンドロイドが生活する未来のお話。

いつからかアンドロイドつまりロボットは人間をはるかに越えた存在となった。

人間はロボットとの共存を拒み独自の集団を作り生活する。

この先に待っている結末とは……

SF好きな人は是非お手にとって見てください。



----------------------ここからネタばれ注意!--------------------------


アイという題を見て真っ先に僕は愛を想像してしまったのですが、それは甘い考えでした。

実はこのアイには私のIと虚数のiが含まれているそうです。

間に出てくる幾つかの短編の物語もとても引き込まれるものばかりです。

ちょっと考えるととてもややこしい状態でした。

なぜかというと僕はアイの物語を読んでいてその物語の中でアイビスというアンドロイドが物語を読んでいて、その物語の中で主人公がネット小説を書いている。

想像するとなんと不思議な世界と思ってしまいました(笑)

人間とロボットが出てくる物語という上ではありきたりなベターな題材かもしれませんが、山本さんのこの作品はその域を超えているような気がしました。

全く新しい!!

物語の中にも、人間は一生重力に縛り付けられ、宇宙を夢見ているというのはまさにそうなのかもしれません。

現代でも宇宙に関しての研究は進んでおり何人もの宇宙飛行士が宇宙へ飛び立っています。

しかし、まだまだ知られていない未知なことも多く、また宇宙に住むということは不可能なのかもしれません。

しかし物語ではロボットはそれが可能かもしれない。

酸素は無くても生きていけるし、燃料を補給できれば食べ物も必要ない。

物語の世界に浸りながらそんなことを考えていました。

現代とはかけ離れた、誰も想像がつかない未来の世界に誘ってくれるような作品でした。 ]]>
http://www5.hp-ez.com/hp/coffeebreak/page9/bid-108831Sat, 7th May 2011 19:08:37 +0900
<![CDATA[『県庁おもてなし課』 有川 浩]]> 『県庁おもてなし課』 有川 浩画像
『県庁おもてなし課』 有川 浩 角川書店

〜感想〜 ※ネタばれと分けています。

僕は根っからの有川ファンなので余計過大評価してしまうかもですがご了承ください(笑)

有川さんの作品はストーリー・セラーという短編集の中の短編小説が初めての出会いでした。

本で感動することはあっても、実際に涙を流したのはこの初めてではなかったでしょうか。それほどに自分の心に直に響いてきたのを覚えています。

そんなこんなで有川さんの作品を次から次へと読んでいきました。

はっきり言って期待外れが一つも無い!だからいつもとても期待をして読んでます(笑)でも全然裏切られないんですよね。

この作品は高知県出身の有川さんだからこそ描くことのできる作品だったと思います。

高知県の県庁に実際に存在する「おもてなし課」と呼ばれる部署が主役のお話。

そのおもてなし課に配属されている一人掛水が主人公です。高知県をどうすればPRして県外からの観光客を取り込めるのか奮闘する毎日。

高知県に行ったことのない僕にもまるでその映像をみているかのように伝わってきます。

そして最後には高知県とともに自分の地元を想像していました。いつも見慣れて、住みなれている地元を改めて新しい視点からみることができるようになった気がします。

一度読みだしたらやめられない!そんな一冊だと思います。

興味のある方は是非一度お手に取ってみてはいかがですか。



------------------------ここからネタばれ注意!------------------------



あとがきなどを読むとこれは話自体はフィクションですが、ところどころ有川さん自身の体験も含まれているのだなと分かりました。

まず観光特使の名刺の流れの掛水と吉門のやり取りも、実は同じようなことがおもてなし課と有川さんとであったというから驚き。

そしてそれをそのまま取り入れて小説にしてしまおうとする有川さんはやっぱり凄い!

またパンダ誘致論はフィクションですが、実は有川さんのお父さんが語っていたことだそうです。

そこからやはり清遠のモデルも有川さんのお父さんということが想像できます。

でも有川さんの作品の最大の特徴は最後には必ず心が温まり、ちょっと幸せな気分になれるということです。

そして東日本大震災というまさに僕の住む宮城で起こった後なので余計にこの地元愛が胸に染みてきました。

僕には頑張ろう!と思わせてくれるような一冊になりました。

そしてこの県庁おもてなし課は印税が義捐金として寄付されるというから驚き。さすが有川さん。やることが違いますね。頭が下がるばかりです。

でもこの一冊が寄付につながり、もっと被害を受けられている方々に少しでも力になれたらなと思いました。

自分よりももっと過酷で悲惨な現状である方々は大勢います。

今は被災地だからと周りの手に頼るのではなく、被災地(地元)から明るく、元気にしていきたい。そんな思いがあります。

少しずつ自分のできることを頑張っていこうと思います。
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http://www5.hp-ez.com/hp/coffeebreak/page9/bid-105031Tue, 26th Apr 2011 22:54:31 +0900
<![CDATA[人は、永遠に輝く星にはなれない 山田宗樹]]> 人は、永遠に輝く星にはなれない 山田宗樹画像
『人は、永遠に輝く星にはなれない』 山田宗樹著 小学館

〜感想〜 ※ネタばれと分けています。

前回の黒い春に引き続き『人は、永遠に輝く星にはなれない』も読ませていただきました。

なんとなく少しずつ山田宗樹ワールドが分かってきたような気がします。

このお話はある病院の相談室が軸となりそこで働く医療ソーシャルワーカー通称MSWと相談者との間で起こる出来事を綴った物語です。

この本を読むまでMSWの存在すら知らなかった僕は新鮮な気持ちで読むことができました。

そこにはいろんな相談者が訪れます。自信がガンと宣告された人、身内の死を受け止めきれずにいる人等…

このMSWはその相談者一人一人に合った対応を心掛け、解決策を一緒に考えていかなければならないのです。

医療従事者ではないためその分いくらか相談者に近い立場で話をすることができるかもしれませんね。

この題名の通り人は、永遠に輝く星にはなれません。いつかは消滅します。

ですから私たちに残されたものはその消滅点まで精一杯光を放ち続けることなのかもしれません。

最後にはそんなことを考えさせてくれる一冊でした。興味のある方は是非一度お手に取ってみてはいかがでしょうか。



----------------------------ここからネタばれ注意!------------------------------------------



この山田宗樹さんの本を読んでみていつも思うことは登場してくる人物は結構多いんですが、一人ひとりの性格、個性がはっきりとしていて、鮮明に思い出せるところなんですね。

そこが魅力の一つだと思いました。

特にこの本で印象的だったのは八十四歳になる西原寛治さんの部分です。

文字だけでこんなにこの人の心情を表すことができるものなのかと感銘を受けました。

もう文字がバラバラなんですね…そして同じ文章が幾重にも連なっている。

そんなところからこの寛治さんの精神を不安定になっていく様を忠実に描いているのかなと感じました。 ]]>
http://www5.hp-ez.com/hp/coffeebreak/page9/bid-101643Sat, 16th Apr 2011 10:55:03 +0900
<![CDATA[パズル 山田悠介]]> パズル 山田悠介画像
『パズル』 山田悠介 角川書店

〜感想〜 ※ネタばれと分けています。

この山田悠介さんの作品は個人的に好きでいくつも読ませていただいているのですが、その最大の特徴は独特の世界観。この世界観の虜となっている方も少なくないのではないでしょうか。

そしてハッピーエンドだけが物語の終わり方ではない。そう感じさせてくれるような作品が数多くあります。

私たち人間の人生と同じで全てがハッピーエンドとはいかないものですよね。

この『パズル』という作品はその名の通りパズルを完成させるお話。

しかしそんなに単純な話でもないんですね。

徳明館高校に通うエリート高校生が2000個のピースを校舎の中から探し出し、パズルを完成させる。

時間内に完成できなければ、担任の教師は殺される。

この読む前から先の展開が気になる感覚に襲われるのがこの山田悠介ワールドなのかもしれません。

そしてこの担任教師は指導力はあっても、人としては最低。

こんな状況におかれたらあなただたらどうするでしょうか。

助けるか、見捨てるか。この生と死を分ける選択を迫られているのです。

そしてこの恐ろしいゲームを計画した者とは……

続きが気になった方は是非一度お手にとってみてはいかがでしょうか。



-------------------------------ここからネタばれ注意!-------------------------------


この選択を迫られてもし自分だったらと考えたとき、やはり真っ先に「助けよう」と名乗りをあげることはできなかったと思います。

でももしそこで見捨てて帰ったとしてもやはり井桁君のように後悔の念に苛まれ、学校に戻っていたでしょうね。

毎日勉強勉強の生活。エリートならではの悩み。苦しみ。

求めるものが高い親。そして英才教育。

こんな現実が待ち受けていたら誰でも一度は嫌になりますよね。

僕の親がそこまで教育熱心でなくよかったと思える瞬間でした(笑)

そしてパズルの絵が高校の入学式で撮った、集合写真ということにも驚きました。

ますます先が読めなくなる……

そしてクライマックス。まさか……学校を辞めていった生徒たちが主犯だったとは!

さらに一緒にピースを捜していたメンバーにも共犯者が。

全ては担任の教師に向けた恨みだったのです。

そして主人公茂夫を標的とした主犯三留の陰謀が隠されていました。

果たしてこの三留は最後どんな思いを抱いたのでしょうか。

もしかするとただ普通の学校生活、普通の人間関係を築きたかっただけなのかもしれません。 ]]>
http://www5.hp-ez.com/hp/coffeebreak/page9/bid-100223Tue, 12th Apr 2011 10:08:21 +0900
<![CDATA[黒い春 山田宗樹]]> 黒い春 山田宗樹画像
黒い春 山田宗樹 幻冬舎文庫

〜感想〜 ※ネタばれと分けています。

今回初めて山田宗樹さんの本を読ませていただいたのですが、読み応え十分!というのが率直な感想です。

それに加えてよいしょよいしょで読者の心を放さない展開が隠されています。

おかげで500ページにもわたる長編にも関わらずあっという間に読み終えてしまいました。

発症すると30分足らずで人の命を奪う『黒手病』。

死亡率は100%!その魔の手からは誰も逃れることはできない。

そんな未知の菌と奮闘するもの達を描いた物語です。

もし、あなたが、そしてあなたの愛する人がその病にかかったら…

生きるとは何なのか、死ぬとはどんなことなのか…

そんなことをまじまじと感じさせてくれる一冊でした。

次々とたてられる仮説、そしてその仮説を証明するべく奮闘する研究者達。

普段表だって見えることのない研究者の裏側を覗くことができた気がしました。

今となってはどんな病も次々と治療法が確立され、薬も開発されています。

しかしその治療法、治療薬一つ一つは多くの研究者の不断の努力の結晶なのでしょう。

それと同時にその病で亡くなった方々の犠牲から生まれたものでもあるのです。

私たちはその事を心の片隅にでも常に置いておく必要があると思います。

この本はそんな当たり前ではあるけれど、大切なことを感じさせてくれる本だと思いました。



----------------------------ここからネタばれ注意!-----------------------------------


この黒手病の原因としても出てくる「ニオイタデ」という雑草。

この本を読むまではその名前すら聞いたことがなかったのですが、勉強になりました。

実際にこの植物は存在していてさび病というものもある。

しかしそこから未知の黒手病と人間の関係に結びつけ、展開するというところに感銘を受けました。

確かに画像でこのニオイタデを見てみると、どこかで見たような…と思える植物でした。

皆雑草という言葉で片付けてしまいますが、その雑草一つ一つにもちゃんと名前があるんですもんね。

今まで気にも留めなかったことを少し反省。

そして登場人物もそこまで多くないにも関わらず、一人ひとりがちゃんとした個性と研究の専門分野を持っていて、その人たちに感情移入がしやすかったというのも特徴の一つでした。

ニオイタデの研究をしていて自信が黒手病にかかり命を落とした女子大生。

愛する妻が黒手病という病魔に蝕まれながらも、懸命に生きようとする姿をただ見守り、励ますしかない夫。

そして2歳になる息子。

皆がどんな思いでこの黒手病と闘い、向き合っていったのか。

最後まで目が離せない展開と、読み終えた後にはふと考えにふけっている自分がありました。

興味のある方は是非一度お手にとってみてはいかがでしょうか。 ]]>
http://www5.hp-ez.com/hp/coffeebreak/page9/bid-99330Sat, 9th Apr 2011 18:30:13 +0900
<![CDATA[25日曇り後雨雪]]>
切に思うことがある。

最近ではボランティアを始めた。

少しでも誰かの為に力となりたかったからだ。

そして自分の経験の為にも。

一番に思うことは東北人は強い!

こんな時にも笑顔を絶やさず相手のことを思いやれる。

忍耐強さも日本一ではないだろうか。

こんな地獄のような日々が2週間続いた今でもただひたむきに生きているのだから。

きっと他の地域で同じことが起きたらここまで我慢強くはいられなかったと思う。

毎日ボランティアをする人は後を絶えない。

それでもまだ助けを求めてる人が大勢いる。

でも僕ら東北人は持ち前の忍耐力と団結力が有る限り決して負けることはないし、乗り越えられると思う。

ボランティアでも今、多くの学生を中心に活動が広まっている。

こんなときだからこそ若者が立ち上がらなければならないのだ!

僕らはもっとそのことを誇りに思っていいと思う。

がんばろう東北!
がんばろう宮城!

僕らは一人じゃない!
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http://www5.hp-ez.com/hp/coffeebreak/page4/bid-94577Fri, 25th Mar 2011 18:17:07 +0900
<![CDATA[18日晴れ]]>
水道が復旧するまで二週間かかるというので西多賀の極楽湯へ。

朝8時から整理券を配ると言っていたので7時過ぎに着くとすでにすごい列…

8時に整理券が配られると順番は523番目。

正直お風呂にここまで並ぶとは。

一分の遅れが致命的に…

全部で1800人入れるそうです。一度に100人が30分入る計算です。

でも思ったよりゆったり入れた。

そして疲れとか毒素とかいろいろ抜けた気がする。

でも整理券で配られるから時間で区切られており、ずっと待ってなくて良いってとこがいい。

それまで一回帰るかという案も出たが往復のガソリンを考えると、効率が悪かたので、イオン鉤取店に並ぶ。

こちらも凄い長蛇の列。

11時開店だったのだが、時折吹く風が寒くて待っているのは辛い。。

そしてこんな朝早くから並ぶ宮城県民の忍耐力の強さに感服。

いくら生活の為とはいえ凄すぎる。まぁそういう俺もちゃんと並んでたんですけど(笑)

でも人と人とのつながりって大事。

こんな時だからこそ助け合わないと。

日本国民のひとりひとりが。

今こそ日本の底力を見せる時だと思う。

とはいうものの…正直早く普段の生活に戻りたいというのが本音。

おそらく被災地の皆さんが皆思っていることだと思います。

でも自分だけ良ければそれでいいという考えでは生き残れないのも事実。

でも僕らは今回の震災で亡くなった人たちの分まで精一杯生きなくてはならないと思う。

そして今回の震災、そしてそれに伴うライフラインの復旧、福島原発に尽力してくださっている皆様に今一度心から感謝したいと思います。

おそらく電気、ガス、水道の復旧にたずさわっている人たちは殆ど寝る間も無いまま毎日頑張って下さっているのだと思います。

そんな方々に支えられているという気持ちを忘れずに生きていきたいと思います。 ]]>
http://www5.hp-ez.com/hp/coffeebreak/page4/bid-92352Fri, 18th Mar 2011 16:56:18 +0900
<![CDATA[17日晴れ後雪]]>
こんな時にこの寒さはかなり厳しい。

そして避難所生活を強いられてる方々にとってはさらに過酷な状況である。

こんな天気では水をもらいに行ったり食料を調達しにいくもの一苦労である。

今日は家庭教師先と連絡が取れ、皆無事だと聞いてひとまず安心。

指導開始はまだ先になりそうだ。

明日は駅あたりにちょっと出かけてみるしかないか。

しかし未だ大学は立ち入り禁止でおそらく授業開始も遅れるだろう。

早く普段の生活に戻りたい。

家が残っていて、電気も復旧している身からすれば贅沢なのかもしれないが、それにしてもこの生活はきつい。

映画「阪急電車」を見る予定なので、改めて阪急電車を読み返す。

さらなる発見がありそうだ。

物資もあるそうだが、被災地まで運ぶガソリンが無いそうだ。

状況が好転しているのか不安も残る。

しかし被災者としては祈るしかないのだ。

一日も早く元の生活に戻れますように…と。 ]]>
http://www5.hp-ez.com/hp/coffeebreak/page4/bid-92136Thu, 17th Mar 2011 19:35:12 +0900
<![CDATA[16日雪]]>
不思議なもので電気が通っていないときには7時くらいになって布団に入ると意外と寝ることができた。

しかし、電気が通ってからは7時に寝ることはまずなくなった。

環境の違いがここまで影響してくるものなのかと改めて感じる。

しかしまだ水は通っておらず、風呂に入ることはできない。

食料の問題も未だ解決したわけではなくここ一ヶ月ほどは食料の問題で悩まされるのではないだろうか…

物資はきているらしいがガソリン不足でそこまで運ぶ手段がないという。

なかなか難しい問題かもしれない…

そしてこの東日本大震災とは別に静岡県で震度6強の地震がきた。

どうやら収まるまでは日本全体が緊張に包まれるのかもしれない。

電気が通りテレビが見られるようになると連日目を疑うような映像が飛び込んでくる。

そして津波の恐ろしさを改めて感じた。

自分のところも大変だと思っていたが家も無くなり家族も失った人々が大勢いるのを知ると大変だと思っていた自分が恥ずかしくなる。

大学もしばらく立ち入り禁止となり、卒業式、入学式共に延期となった。

授業が始まるもの一ヶ月ほど遅れる可能性もあるという…

もう何もかもが分からない状態で、これからの情報収集をいかにするかが大切となってくるように思う。

自衛隊をしている友人の無事が確認できてひとまず安心した。

しかし昨日は気仙沼、今日は女川と忙しいようだ。被爆など一番危険なので無事とはいえ心配である。

テレビでは続々と寄付をしているという報道を目にし、ありがたい限りである。

こういう震災時に寄付を迅速にしてくれる方はやはり心が広いと思うし、印象もよくなると思う。

AKB48は5億円を寄付してくれたということで、まだまだ人気は続きそうだ。

そして好きな作家の一人有川浩さんが新作の「県庁おもてなし課」の印税を全て被災地に寄付していただけるそうでその心意気に感服でございます。

アメリカではなぜこういう震災時に日本では略奪が起きないのかと秩序ある行動に称賛の声があがっているらしい。

おそらく日本特に東北あたりでは略奪という選択肢が存在しないように思われる。

治安は少なくとも悪くはなっていると思うが略奪が多発するまでには、悪くなってはいないのだろう。

それだけが他国と比べ自慢できることかもしれない。

しかし食料などの買占めが起きていて、状況は厳しくなっている。

こんなときこそ助け合いの精神が大切だと思うし、自分だけ助かればいいという自己中な考えだと最後には自分の首を絞めることになるんじゃないかと思う。

とりあえず本格的に長期的なスパンで見ていかなければならないと思う。

とはいえ一日二日でことが収束するわけでもないし気長にいくしかないのか。

今日は洗面器を使って、沸かしたお湯を使い体や頭を拭いてさっぱりした。

いかに毎日当たり前のように風呂に入れていたことが幸せなことだったか身をもって感じた。

失って取り返しのつかないものも多くあるけれど、失って学ぶこともあると思う。

これからはもっとプラス面に目を向けてどうすれば乗り越えられるかを考えていくことが必要だと思う。 ]]>
http://www5.hp-ez.com/hp/coffeebreak/page4/bid-91862Wed, 16th Mar 2011 21:06:41 +0900
<![CDATA[詩羽のいる街 山本弘]]> 詩羽のいる街 山本弘画像
詩羽のいる街 山本弘 角川書店


〜感想〜 ※ネタばれと分けています。

この作品は詩羽とい一人の女性と賀来野という街が舞台となっています。

人に親切するということが仕事の詩羽、そしてその詩羽の機転とアイデアで次々と人と人を繋げていきます。

4話構成となていて各話ごと詩羽が関わる人は異なっていきますが、最後には詩羽を取り巻く人々が次々と頭の中を駆け巡ります。


-----------------------ここからネタばれ注意!-------------------------


この詩羽はお金を持っていません。親切をする代わりに何かしらの見返りはもらっていますがそれも人によって様々。

どのようにしてお金も家をも持たずに暮らしていけてるのでしょうか。

ちょっと気になった方はお手にとってみてはいかがでしょうか。

マンガ家を目指している青年や自殺しようとしている女子中学生、ブログを荒らしたりしている大学教授など

一見全く共通点のないように見える人物同士を見事に繋げて、楽しい関係になっていきます。

もし入れるなら僕も詩羽のネットワークに引っ掛かりたい!

お金は手段であって目的ではない。その言葉にジーンときましたね。

確かに今となってはお金持ってなかったら大変な世の中です。しかしお金は目的ではない。

そのことを考えさせられるような作品でもありました。

そう思えるような作品でした。人との繋がりを意識していて最後には暖まれるお話です。 ]]>
http://www5.hp-ez.com/hp/coffeebreak/page9/bid-91491Tue, 15th Mar 2011 16:30:09 +0900